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【NY市場】ドル円主導でドル高進む
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6日のNY為替市場ではドル円主導でドル高が進んだ。
ドル円はストップロスを巻き込む形で次々と節目を突破、 終盤には今年1月10日以来となる109.90台まで値を上げた。
市場では内閣府の景気判断下方修正を受けて日本の景気 悪化観測が浮上、円売り要因として話題になっていた。
在庫統計発表後に原油安が進んだことも米国景気に対する 不透明感を弱め、ドル円相場の押し上げに繋がった。
ドル円主導のドル買いが波及する形でドルは全面高。
対欧州通貨や対資源国通貨でもドルが堅調に推移した。
◆ドル円 節目突破で109円台乗せる ドル円はレジスタンスとなっていた108.50-60レベル(2月 中旬及び6月中旬の高値)を突破したことで上昇が加速した。
市場では109.00、109.30、109.50の各レベルでオプション バリアが観測されていたが、いずれも突破、終盤には109. 90台まで上伸した。
次のポイントとしては今年1月9日以来 となる110円台が意識されそうだ。
尚、今年の高値は1月2日 につけた111.90レベル。
◆クロス円 欧州通貨中心に買われる クロス円はユーロ円など欧州通貨を中心に買われた。
ドル円の上昇がクロス円全体を押し上げる形となった。
ユーロ円は168円近辺から169円台前半へ、ポンド円は212円 近辺から213円台後半へと上昇した。
一方、欧州通貨に比べ オセアニア通貨の上昇は鈍かった。
NY市場前半は豪ドル円、 NZドル円とも対ドルでの下落を受けて上値が重かった。
終盤にはドル円や他のクロス円の上昇に追随したものの、 豪ドル円、NZドル円とも高値では戻り売りが根強かった。

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