株式や為替、先物など様々なマーケット参加者が集まる、投資家・トレーダー達の交流サイト。
ようこそ Guest:  ログイン- 新規登録  
BULL
オンライン状況
3 人のユーザが現在オンラインです。 (3 人のユーザが 最新ニュース/記事 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 3

もっと...
<< 通貨別-米ドル - 通貨別-米ドル過去ニュース/記事

スポンサーリンク


発行日時: 2008-8-2 7:42

【NY市場】雇用統計は手掛かりにならず

記事詳細
1日のNY為替市場は方向感に乏しい展開だった。
7月雇用統計が無難な結果となるとドル買いが先行したが、 非農業部門雇用者数が7ヶ月連続で減少、失業率も04年3月 以来の水準に悪化するなど、雇用統計で労働市場に改善の 兆しが見えなかったため、ドル買いは伸び悩む形となった。
中東情勢の緊迫化懸念で原油先物が一時128ドル台へと 急伸したことも景気不透明感を強め、ドルの重しとなった。
7月のISM製造業景気指数は景気判断の分岐点とされる50を 辛うじて維持、予想をやや上回ったが、反応は限定的。
後半には景気減速による需要鈍化懸念で原油先物が上げ幅 を大きく縮小したが、週末ということで模様眺めも強く、 ドル買いは小幅に留まった。
◆雇用悪化続く、米政策金利は当面据え置きか 7月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比5.1万人減 となり、予想(前月比7.5万人減)ほど悪化しなかった。
失業率は5.7%となり、予想(5.6%)、及び前回(5.5%) を上回った。
雇用減の内訳をみると、第2次産業が4.6万 人減、第3次産業が0.5万人減となった。
今回の雇用統計 について市場は冷ややかな見方をしている。
雇用統計発表後に実施された調査では、専門家の大半が FRBの政策金利据え置きが当面続くと予想している。
プール前セントルイス連銀総裁はブルームバーグTVとの インタビューで、このような数字(7月雇用統計)が続く 限り、FRBは政策金利を据え置くだろうと述べている。
◆主要通貨、雇用統計後は概ねレンジ取引 雇用統計発表直後のドル買いが一服すると、主要通貨は 概ねレンジ取引となった。
ユーロドルは1.55台前半から 1.55台後半、ポンドドルは1.97台前半から1.99台後半で 上下動を繰り返した。
ドル円は終盤に水準を切り上げたが、 米雇用統計後の高値である107円台後半で上昇を阻まれ、 方向感を見出すには至らなかった。
雇用統計がそれほど 大きなサプライズとはならなかったことで、NY市場では ポジション調整中心の相場展開となっていた。
◆豪ドル、利下げ観測浮上でジリ安に 豪ドルは東京市場、ロンドン市場の流れを引き継ぐ形で ジリジリと売られた。
豪ドル/ドルは5月中旬以来の0.93台 割れ、豪ドル円は6月初旬以来の100円近辺まで値を下げた。
今週の豪ドル相場は対円、対ドルとも下落傾向が鮮明。
市場では経済情勢の悪化や豪金融機関の信用不安などを 受けて豪中銀が利下げに転じるとの見方が急浮上している。
これまで比較的健全とみなされていた豪経済に悪材料が 相次いだことで売りが先行する展開となったようだ。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=41027d1e0e56fea2125455d5c4aeec46 【NY市場】雇用統計は手掛かりにならずへの外部リンク
スポンサーリンク


各都市の時間
東京
香港・北京
フランクフルト
ロンドン
ニューヨーク
 
トレーダー&投資家コミュニティ「Bull」© 2008 
FXテクニカル分析入門 - FX入門 - FXテクニカル検証 - 資産運・マネーの知恵袋