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身売り目的に思える投資会社のすかいらーく社長退任要求
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7月30日付の日本経済新聞は、外食大手すかいらーくの主要株主である野村グループなどの投資会社2社が、創業一族の横川竟社長に退任を要求したと報じています。
すかいらーくは、2006年に野村プリンシパル・ファイナンス(野村プリンシパル)と英投資ファンドCVCキャピタルパートナーズ(CVCキャピタル)に横川氏ら経営陣が加わり、MBO(経営陣が参加する買収)で非上場化しました。
すかいらーくの持株比率は、昨年末時点で野村プリンシパルが61.5%、CVCキャピタルが35.6%、経営陣や従業員が約3%となっています。
報道によると、すかいらーくの07年12月期の最終利益は130億円の赤字と、2期連続の赤字となったほか、前期(06年12月期)の赤字幅(111億円)から赤字幅を拡大させています。
投資会社2社は、業績が上向く兆しが見えないことを退任要求理由にあげており、MBO時に2社に融資をしたみずほ銀行、新生銀行など19行に退任要求の説明をしたようです。

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