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【ロンドン市場】ユーロを除き値動き緩慢
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28日のロンドン市場では、ユーロが堅調に推移したが、
その他の通貨の値動きは限られた。
手掛かりとなる経済 指標の発表がなかったほか、夏季休暇に入る市場参加者も 少なくなく、動意は乏しかった。
◆ユーロドル堅調、原油高がサポート ユーロドルは1.5690レベルから1.5760レベルまで上値を切り上げた。
原油高のほか、米系のユーロ買い・ドル売り観測も あり、先週末の高値を上抜いた。
このほかユーロポンドは0.7930レベルまで、ユーロ円は 169.66レベルまでユーロ高が進み、ユーロは対主要通貨で 全面高だった。
◆ドル円、終始もみ合い ドル円は東京市場からやや下押したものの、目立った値動きも無く、 107.56-80水準で振幅を繰り返した。
原油価格は堅調に推移したが、ドル売りの動きは対主要通貨に広がらず、売買は閑散。
夏休み時期である上、手掛かりも乏しく、動意が失われていた。
◆ポンドドル、英住宅価格に反発の兆し無く、ポンド売りの動き ポンドドルは1.9840-93レベルで上値の重い展開。
英不動産調査会社ホームトラックが発表した住宅価格(前年比)が 10ヶ月連続で低下したため、ポンド売りの動きが出た。
ただ、ロンドン早朝に本日の安値を更新した後は、小動きに終始した。
◆豪銀の貸倒金積み増し発表の影響は限定的 豪ドル/ドルは0.9540レベルから0.9590レベルまで豪ドル高・ドル安の展開。
豪ANZ銀行が信用損失拡大に対処するため、下期に引当金を積み増すと発表し、 東京市場で豪ドル売りとなる場面があった。
ただ、ロンドン市場では特に手掛かりとならず、豪ドル/ドルはしっかりと推移した。
原油価格が上昇したことも豪ドルをサポートした。
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