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G20 新興国経済などで声明発表
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- オーストラリアで開かれていたG20、主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議は、23日閉幕し、2日間の議論の成果を盛り込んだ声明を発表しました。声明では、アメリカが量的緩和の縮小を進めるなか、焦点となっている新興国経済について、通貨が急落し、景気減速が懸念される国を念頭に、「経済政策や構造改革の強化と向上が必要だ」として、経常赤字やインフレなどの課題克服に努めるよう促しています。また金融政策についても、「世界経済に与える影響に配慮する」という表現を盛り込み、金融政策が市場に過度な変動を引き起こさないよう対処していくことを確認しました。また声明では、「今後5年間で全体のGDPを2%以上引き上げることを目指す」として、世界経済の成長を高めるために、新たに成長率の目標を設けることも盛り込みました。
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