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【視点】海外市場ではドル買い円売り目立つ
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*****忙しい人のためのサマリー******
海外市場ではドル買い円売り目立つ
東京市場では日経平均の下げもあり、頭が重くドル円は106円台半ばに
ロンドン勢が参加してきて、流れが一変、ポジション調整のドル買い円売りに
米耐久財受注のドル買い円売りが強まって、大きく値を戻した。
ドル円は108円の壁を越え切れなかったものの107.95までと、108円台トライを見せた。
*********************************** -+---+---+---+---+---+---+---+---+---+ 《7/25 金曜日》 ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 始値 107.32 1.5679 168.26 高値 107.95 1.5754 169.46 安値 106.58 1.5663 167.52 終値 107.85 1.5708 169.43 -+---+---+---+---+---+---+---+---+---+ 《7/25 金曜日の主要株式指数》 前日終値 前日差 日経225 13,334.76 ▲268.55 DOW 11,370.69 +21.41 S&P 1,257.76 +5.22 Nasdaq 2,310.53 +30.42 FTSE 5,352.60 ▲9.70 DAX 6,436.71 ▲3.99 -+---+---+---+---+---+---+- --+---+---+ 《7/25 金曜日の主要商品先物指数》 NY原油先物9月限(WTI)(終値) 1バレル=123.26(-2.23 -1.78%) NY金先物8月限(COMEX)(終値) 1オンス=926.80(+4.50 +0.49%) -+---+---+---+---+---+---+---+---+---+ 《7/25 金曜日に発表された主な経済指標など》 【日本】 *全国消費者物価指数(6月)8:30 結果 2.0% 予想 1.9% 前回 1.3%(前年比) 結果 1.9% 予想 1.9% 前回 1.5%(除生鮮・前年比) 結果 0.1% 予想 0.0% 前回 -0.1%(除生鮮、エネルギー・前年比) *企業向けサービス価格指数(6月)8:50 結果 1.2% 予想 0.7% 前回 0.7%(0.6%から修正)(前年比) 【ユーロ圏】 *ドイツ輸入物価指数(6月)15:00 結果 1.5% 予想 1.0% 前回 2.4%(前月比) 結果 8.9% 予想 8.4% 前回 7.9%(前年比) *ユーロ圏M3(6月)17:00 結果 9.5% 予想 10.3% 前回 10.5%(季調済・前年比) 結果 9.9% 予想 10.4% 前回 10.4%(季調済・3ヵ月平均・前年比) 【イギリス】 *GDP(第2四半期)速報値 17:30 結果 0.2% 予想 0.2% 前回 0.3%(前期比) 結果 1.6% 予想 1.6% 前回 2.3%(前年比) 【アメリカ】 *耐久財受注(6月)21:30 結果 0.8% 予想 -0.3% 前回 0.1%(0.0%から修正)(前月比) 結果 2.0% 予想 -0.2% 前回 -0.5%(-0.8%から修正)(除輸送用機器・前月比) *ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(7月)23:00 結果 61.2 予想 56.4 前回 56.6 *新築住宅販売件数(6月)23:00 結果 530千件 予想 503千件 前回 533千件(512千件から修正) 【ニュージーランド】 *貿易収支(6月)28日07:45 結果 -223.0百万NZドル 予想 -350.0百万NZドル 前回 -168.0百万NZドル(-195.8百万NZドルから修正) ---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+ 《本日予定される主な経済指標及び発言予定》 【ユーロ圏】 *ドイツGFK消費者信頼感調査(8月)15:10 予想 3.5 前回 3.9 ---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+ 《7/25 金曜日に発表された主な発言・ニュースなど》 【日本】 *大田経財相 10:43 消費への影響を懸念ーCPI上昇で。
景気と物価のねじれを懸念している。
景気の下振れリスク高まっている。
米経済減速と物価上昇がリスク要因。
日本経済はスタグフレーションではない。
景気はぎりぎりのところで踏ん張っているが、持ちこたえられるかは総合判断。
*大田経財相(質疑応答)12:21 原油高などには需給改善をする構造的な取り組みが重要。
原油・穀物市場での投機マネーの規制は現実的に難しい。
*額賀財務相 11:23 経済や消費動向にどう影響するか注視する。
原油や食料価格の高騰の影響がかなり寄与している−CPI。
米景気減速などについて官房長官、日銀総裁と意見交換。
首相から認識共有するよう示唆があった−経済動向で。
今後も折にふれて意見交換したい−経済動向で。
【イギリス】 *英NIESR 12:47 インフレ率は第3四半期に4.3%でピークをつける見通し。
賃金・物価スパイラル起こらないよう、英中銀は予防措置を講じる必要。
(英国立経済社会研究所、四半期報告) 【ユーロ圏】 *リープシャー・オーストリア中銀総裁 16:10 ECBにはまだ利上げの余地がある。
金利は今までのところ好ましい水準。
ECBには金利についていかなるバイアスもない。
インフレ期待は抑制されている。
インフレリスクは明らかに上振れ。
欧州圏がリセッションリ入りするとは考えてはいない。
経済成長について悲観的になることはない。
【カナダ】 *フレアティ・カナダ財務相 26日00:49 景気、インフレのリスクは均衡。
(景気減速、インフレ高進のどちらが経済にとって脅威かとの質問で) 【アメリカ】 *S&P 26日02:47 ファニーメイ、フレディマックを格下げ方向で見直し。
---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+---+ おはようございます 土曜日は隅田川の花火大会に。
わかってはいましたが、すごい人でした。
シンガポールに行く妻の友人のパーティーに参加してからの 花火大会だったために、 少し出遅れてしまい、 蔵前の駅を出たところで、まったく動かず。
あきらめて少し北にいくと ビルの間からちょうどきれいに見える位置があって (そこもすごい人でしたが)何とか鑑賞できました。
LittleDuckyはお昼寝を仕損ねたこともあって、 花火が始まる時間には、グーグーと。
すごい音に一瞬起きたのですが、 我関せず再びグーグーと。
よく眠れるものです。
まぁ、最後には、起きてきて見れたのでよかったですが。
では、今日もよろしくお願いします 本題です。
東京市場ではドル安円高も、海外市場で大きく反転した。
木曜日の米株安などを受けて 日経平均も大幅安になり、 リスク懸念が拡大する形で、ドル安円高が進んだ。
しかしこうした動きは海外勢が入ってくると一転。
ポジション調整の動きに 米経済指標の好結果が加わり ドル円は106円台半ば近くから108円手前まで上昇を見せた。
クロス円も、 ユーロ円が167円台半ばから169円台前半、 ポンド円が211円台半ばから214円台半ばまでと大幅な上昇。
米指標の好結果をうけて、 米株が反発したことなども ドル円、クロス円を支えた。
欧州通貨などは、対円での動きにふられ 上値を試す場面もあったが 米指標をうけてのドル高に、 上昇分を打ち消した形。
【東京市場】ドル円107円割れ 木曜日の米株安をうけて、 日本株も大幅安。
日経平均が300円近い下げ幅を記録したこともあり、 リスク懸念からのドル安及び円高進行となった。
前日108円を付けそこね、107円台前半まで落とされていたドル円は 106.70近辺まで下落。
ユーロ円が167円台後半、ポンド円が212円割れと クロス円も軒並みの下落となった。
資源価格の一服や同じオセアニア通貨であるNZの利下げの影響もあり 頭が重い豪ドルに対する対円の動きも目立ち、 豪ドル円は103円台から102円台前半まで売り込まれた。
ユーロドルが1.56台後半から1.57台に乗せるなど 対円以外ではドル安の流れ。
【ロンドン市場】ドル円・クロス円反発 東京市場における円高の流れが 大きく反転した。
目立った材料が出たわけではなく、 ポジション調整を含めた動きと見られる。
欧州時間にはいって下げ渋った米株先物時間外取引の動きが きっかけとなって、 ドル円、クロス円が反転。
106円台半ば近くまで下落していたドル円は、107.30台に。
167円台半ばにいたユーロ円は169円、 211円台半ばにいたポンド円は214円と 大幅な反発となった。
ユーロドルは1.5700-50での値動き。
クロス円ほど大きな方向性は見られず。
【NY市場】米耐久財受注強い 米耐久財受注が、前回から悪化するとの事前予想に反し 前回からかなりの改善を見せたことで ドル買いの動きが強まった。
ドル円は再び108円を目指す展開に。
108円越えは結局果たせなかったものの 107.95と、目前まで上昇 そのまま高値圏で引けた。
ロンドン市場ではクロス円の買いに押されて対ドルで買いが出る場面が見られた ユーロドルなどでも ドル高の流れが続き、 ユーロは1.5660台、ポンドドルは1.9870台に下落。
対ドルで欧州通貨などが頭を抑えられた分、 クロス円はもう一段の上昇が限定的となったが ドル円の買いにも支えられ、 下値はしっかり。
【ここからの見方】 ドル円は先週上値を抑えきった108円ちょうどをさすがに抜けてきそうな状況。
もし抜けきらなければ 失望売りも大きく出そうであるが、 今のところ下値がしっかりしており、 クロス円でも円売りの動きが出ていることもあって、 そろそろ上抜けの時期という印象。
原油高が一服、 米主要企業の決算も終わり 市場に少し安心感が出てきただけに、 ドル円は押し目買いの流れか。
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.☆: ダックビルのプロフィール 本名:山岡和雅 1992年チェースマンハッタン銀行入行、外国為替ディーラーの世界に。
1994年ナショナルウェストミンスター銀行 (現ロイヤルバンクオブスコットランド銀行)に移り、 2003年3月まで10年以上にわたって インターバンクディーラーとして外国為替市場の最前線で活躍後、 2003年4月からGCIグループに参画、 現在GCIキャピタル、シニアアナリスト http://www.gci-klug.jp/ (社)日本証券アナリスト協会検定会員 ☆:*・。
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.☆: このレポートの記載事項はその内容を保証するものではありません また為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません レンジは銀行間での参考値です。
このレポートの情報・分析・予測でいかなる損害が生じたとしても、その責を負 いません 内容の無断転載・コピーを禁止します 株式会社GCIキャピタル http://www.gcic.jp/ http://www.gci-klug.jp/ E-mail:klug@gcic.jp ●...━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...○ ■作成/発行 株式会社 GCIキャピタル コンテンツ事業準備室 http://www.gci-klug.jp/ ■配信停止はこちらから http://www.kaijo.com/ ■バックナンバーの閲覧はこちら http://www.mag2.com/m/0000094647.htm ○...━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━...●

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