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遺伝子組み換えに追い風(FINANCIAL TIMES)
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- 賛否の割れる遺伝子組み換え作物に食料危機という追い風が吹いている。 反対論の根強い欧州でも、折からのコスト高で支持に回る農家が増加。 8年後には組み換え作物の作付面積が世界の農地の2割に達するとも。 飼料や加工食品の原料として遺伝子組み換え作物が世界中で広く生産されている今、欧州やアジアの飼料輸入業者は非組み換えの大豆やトウモロコシを欲しがる顧客の要望になかなか応えられなくなっている。 米国の著名農業エコノミスト、ロス・コーブス氏は「非組み換えのトウモロコシを手に入れられたとしても、10〜15%は値段が高い」と言う。 世界の食料価格が高騰し、食料不足がささやかれる中、組み換え作物はエネルギーや農薬の利用を増やさず農産物の収穫を増やす手段として魅力を増している。

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