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米住宅市場、依然、底打ち確認できず=6月中古・新築ともに減少
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−4-6月期フォークロージャー件数、前年比2倍増−
【2008年7月27日(日)】 − 先週、24、25日と相次いで、6月の中古と新築の住宅販売統計が発表された。
しかし、中古住宅販売が予想以上に悪化する一方で、翌日発表された新築販売は下落したものの、悪化が予想ほどではなかったことから、NY株式市場は大波乱の展開となった。
まず、6月の中古住宅販売件数がNAR(全米不動産業協会)から発表された24日のニューヨーク証券取引所(NYSE)では、中古住宅販売件数が10年ぶりの低水準になったのを嫌気して、ダウ工業株30種平均は前日比283ドル(2.4%)安の1万1349ドルに急落した。
ところが、翌25日に米商務省が発表した6月の新築住宅販売件数が市場予想を大幅に上回ると、これまで悲観的だったムードが一変、ダウ平均は前日比21ドル(0.2%)高の1万1370ドルに回復したのだ。
25日は、同時に発表された6月の耐久財新規受注が予想以上の大幅な伸びとなったことや、7月のミシガン大消費者信頼感指数も大幅上昇したことも株式相場の反発に寄与したが、それにしても、この2日間の相場の乱高下はすさまじかった。
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