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【ロンドン市場】英小売売上高の反動減大きく、ポンド軟調
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24日のロンドン市場はポンドが軟調。
本日発表された英小売売上高が予想を下回り、 ポンド売りが集まった。
◆英小売売上高の反動減大きく、ポンド売り集まる この日発表された英小売売上高は前回(5月)大幅な伸びとなった反動が強く、 市場予想を下回った。
発表前の段階から軟調に推移していたポンドはさらに売られ、 ポンドドルは一時1.9825レベルまで下落。
ロンドン早朝から 150ポイント超の大幅下落となった。
ただ、下値では東欧勢のポンド買いが 観測されていた。
ユーロポンドは0.7855レベルから0.7896レベルまでポンド安推移。
◆ユーロドル、独Ifo景況感指数は05年11月ぶりの低水準 この日発表された独Ifo景況感指数は97.5となり05年11月ぶりの低水準だった。
発表後、ユーロドルは1.5676レベルまで、ユーロ円は168.64レベルまでユーロ安 推移。
ただ、ユーロポンドでユーロ買い・ポンド売りが続いたこともあり、 ユーロドルは下げ渋った。
◆ドル円、オプションバリアーで再度はじかれる ロンドン早朝のドル円は一時107.97レベルまで上昇したものの、 オプションの防戦売りから再度押し戻された。
短期筋中心に上値トライとなったが、 抵抗感は強かった。
本邦輸出のドル売り・円買いオーダーも上値を抑えた。
その後、ユーロ円やポンド円が下落したことで、ドル円も下押す場面があったが、 下値は堅かった。
◆ユーロ円は調整局面継続、ポンド円も軟調 ユーロ円は169.30レベルから168.54レベルまで、 ポンド円は215.58レベルから213.75レベルまで下落した。
英欧の経済指標が弱かったほか、米株価先物が軟調だったことも圧迫要因だった。

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