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カルロス・ゴーンの勝算(BusinessWeek)
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- アフトワズのトリアッチ工場では、今も40年前の機械が使われている (写真:Lisa Alissova) ロシア中部トリアッチ市にあるアフトワズの工場では、時間が止まったかのようだ。老朽化した工場は40年前、ソビエト連邦時代にイタリアの協力を得てフィアット工場そっくりに建てたもの。ここでは今も当時の機械を使ってセダン「ラーダ」を生産している。 2月のある朝、吹雪で部品の納品が遅れたため、ラインが1つ停止。ほかのラインも動いたり止まったりで、広大な施設の一角に組み立て途中のクルマが数十台置かれていた。「部品が到着次第完成させるさ」と工場監督のヴァレリー・シェンジャピン氏は言う。 仏ルノー・日産自動車のCEO(最高経営責任者)、カルロス・ゴーン氏のような人物がこんなところに望みを託すとは考えにくい。

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