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夏休み、海外旅行に安く行く裏ワザの裏〜燃油ヘッジを巡る航空会社の ...
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夏休みを迎えるなか、"夏休みに海外旅行に安く行く裏ワザ"を取り上げている様々な記事を目にします。
見かけた記事の多くは、海外旅行に出かける場合は同じ行き先で燃油サーチャージが安い航空会社を利用しよう、というものでした。
ところで、シンガポールで取引されているケロシン(ジェット燃料油)の価格を基準にして決定されている燃油サーチャージは、燃料価格の高騰によるコスト高のうち自助努力で消化できなかった部分を利用客に負担してもらうために導入されているものです。
また、利用客が負担するのが石油高騰により上昇したコストの全てではなく一部の負担となっている理由の一つは国際航空業界の競争激化にあると思われます。
というのも、年々激しさを増す国際競争にさらされる国際航行の場合、乗客の負担が重くなり、利用客離れを促しかねない可能性を考慮すると、燃油サーチャージを一方的に引き上げることも出来ない状況があるからです。

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