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【東京市場】ドル高水準で揉み合い、豪ドルは軟調
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23日東京市場は、主要通貨は海外市場でのドル買いの流れを
受けて、ドル高水準での狭いレンジ取引となった。
22日海外市場でプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 が、インフレ懸念の強まりから利上げの可能性を示唆し たことがドル買いのきっかけとなった。
さらに原油安がドル買いの流れを強めた。
NY市場に入ってからは、米株式が堅調だったことから 為替相場は安定した動きになり、ドル高水準での 揉み合いが続いた。
東京市場では、ドル円は107.17−39、ユーロドルは 1.5770−98レンジに留まり、身動きができない状況だった。
また、クロス円はユーロ円は169.20−60、ポンド円は 213.40−214.10のレンジで神経質に振幅した。
クロス円は、海外市場からほぼ同水準での推移で、 目立った方向性は示さなかった。
アジア株、日経平均が上昇したことが支えとなったが、 オセアニア通貨が軟調だったことから主要通貨では 揉み合いに終始した。
◆豪CPI予想上回る伸び、豪ドル買いの反応も伸び欠く 第2四半期の豪消費者物価指数は、前年比4.5%など 各項目で予想を上回る結果が相次いだ。
発表直後は豪ドル買いの反応が見られた。
豪ドル/ドルは0.9710レベルから一時0.9735レベルへと 上昇した。
豪ドル円も104.20レベルから一時104.50近辺へと上昇。
しかし、発表直前からやや上値を抑えられており、 発表後の上昇もやや伸びを欠き、反落していった。
豪ドル/ドルは096台後半へ、豪ドル円も104円割れへ下落した。
イベント終了で利益確定の動きが見られた。
また、資源国通貨としては、原油安も売り材料とみられる。
さらに、高金利通貨としては、前日の米高官の利上げ示唆 の発言が響いたようだ。

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