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G20 首脳宣言を発表
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- ロシアのサンクトペテルブルクで開かれていたG20サミットは先ほど2日間の討議を終え、首脳宣言を発表しました。宣言ではまず、世界経済についてアメリカ、日本、イギリスで民間需要が強まり、ユーロ圏でも回復の兆しがみられるとする一方、一部の新興国で「成長が続いているもののその速度は遅くなっている」として景気減速を警戒する文言が盛り込まれました。そして「全体として回復の動きは弱く金融市場では、この数か月変動が高まっている」としています。そのうえでアメリカの金融緩和が縮小されるという見方からインドやブラジルなど新興各国で資金が流出し、通貨が下落してインフレが進むなど景気減速が一段と深刻化しかねない現状を踏まえ、「金融政策のありかたの将来的な変更については慎重に調整され、明確な説明がなされる」として金融政策が市場に過度な変動を引き起こさないよう対処していくことを確認しました。
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