スポンサーリンク |
【東京市場】ドル安水準で揉み合い
- 記事詳細
-
3連休明けの東京市場は、海外市場でのドル安の流れを受けて
狭いレンジ取引が続いた。
早朝に発表された米企業決算を受けて、米株価指数先物が マイナス圏で推移したことで、アジア株全般に軟調だった ことから、為替市場ではリスク回避的な警戒感を 緩められなかった。
日経平均は堅調に推移し、後場には前日比300円超の 大幅高となったが、円安の動きは小幅に留まった。
ドル円は106.30-60、ユーロドルは1.5910-40と 狭いレンジに留まった。
クロス円は午前中は軟調傾向、午後は買い戻しが 入ったが、ユーロ円のレンジは169.40-169.70だった。
株価以外のリスク要因として原油相場が注目されるが、 熱帯性暴風雨「ドリー」の進路予測に左右されて、 130ドル台半ばから132ドル近辺での神経質な取引だった。
◆オセアニア通貨、材料控え大台近辺で揉み合い 豪ドルやNZドルは、それぞれ明日に大きなイベントを 控えてやや取引を手控え気味になっている。
東京時間23日10:30に豪第2四半期消費者物価指数が、 東京時間24日6:00にNZ政策金利が発表される。
豪ドルは対円で104円台乗せと07年11月以来の高値水準。
一方、NZドル円は81円近辺と年初の水準よりも安値水準 で取引されており、両者は対照的な値動きが続いている。
豪ドル/NZドルは1.28台前半で取引され、前日に記録した 7年来の高値水準を維持した。
NZ政策金利は大方据え置き予想だが、一部に利下げを 予想するエコノミストもあり、両国の景況感の温度差が 一段と拡大される結果となるのか、注目されていた。

スポンサーリンク |