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【NY市場】ドル、概ねレンジ内で取引
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18日のNY為替市場でドルは小動き。
ロンドン市場後半に発表された米銀最大手シティグループの 決算は赤字が予想を下回り、ドル買いに繋がったが、NY市場 ではシティグループ決算に対する反応は限定的となった。
今週予定された米大手金融機関の決算発表が終了したことで 様子見が強まり、ドルはレンジ内での取引が中心だった。
終盤には、ブルームバーグ経由でスターン・ミネアポリス 連銀総裁の早期利上げを支持するタカ派的発言が伝わったが、 ドル買いには至らなかった。
同総裁は利上げについて、金融、 住宅市場が安定化するまで待つべきではないとしている。
◆欧州通貨中心に円安 円相場ではジリジリと円安が進んだ。
終盤にかけて株式市場で買い戻しが進んだことが背景。
個別では欧州通貨での円売り圧力が目を引いた。
ユーロ円は168円台後半から169円台半ば、ポンド円は 212円台後半から213円台後半へと値を上げた。
欧州通貨での円安に追随する形でドル円も買われ、 106円台半ばから107円手前へと値を上げた。
◆欧州通貨 対ドルでレンジ相場を形成 欧州通貨は対ドルでレンジ相場を形成した。
ユーロドル1.58台前半から1.58台半ば、ポンドドルは1.99台 半ばから1.99台後半、ドルスイスは1.02台前半から1.0200付近 での取引。
週末ということで様子見が優勢となっていた。
原油価格は4日続落したが、下落率が1%未満となったため、 ドル買い材料して余り意識されなかった。

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