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【東京市場】シティGの決算発表控え、方向感欠く
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18日の東京市場はシティGの決算発表控え方向感を欠く展開。
ただ、ポンドは英FTの報道を受けて売りがやや優勢だった。
◆ドル円 底堅いものの、ほぼ横ばい ドル円は106.10-45レベルで振幅。
NY株式市場の引け後に発表された予想よりも悪いメリルの 決算を受けて昨日の高値(107.08)からは離れる展開となったものの、 106円台前半では本邦輸入やマクロ系ファンドの買いが入ったとの観測もあり、 底堅い動きだった。
◆クロス円 株式市場は軟調ながら底堅い 日経平均は米株高を受けて上昇して始まった後、 マイナス圏へ転落したが、クロス円の反応は乏しかった。
ユーロ円は168.26-55レベルで、ポンド円は212.05-48レベルで推移した。
◆ユーロドルは方向感欠いた展開 ユーロドルは1.5860レベルから1.5824レベルまで下落した後、 原油の下げ渋りを受けて再度1.5860レベルまで戻した。
事前予想よりも悪化したメリルの決算発表を受けたドル売りは続かず、 東京市場が本格的に始動すると、ユーロ安・ドル高の展開となった。
トリシェ総裁が「ユーロ圏成長率は第2・第3四半期に底に達するというのが 基本シナリオ」と紙面で述べたことからユーロ売りが誘われたとの指摘が あった。
ただ、その後は原油価格の下げ渋りを背景に水準を戻した。
◆ポンドドル、英FTの報道受けて上値重い ポンドドルは2.00台から1.9942レベルまでポンド安推移。
ユーロポンドでも0.7941レベルまでポンド売りとなった。
英財務省は否定したものの、英FT紙が財務省は政府借り入れの 上限拡大に向けて用意しているといった報道をしたため、 ポンド安につながった。
ただ、売り一巡後は1.9990レベルまで戻した。
◆豪ドル/ドルは頭抑えられる、交易条件は改善 豪ドル/ドルは0.9730レベルから0.9703レベルまで小幅下落したが、 目立った値動きはなかった。
この日発表された豪輸出物価指数は事前予想を上回った一方で、 豪輸入物価指数は予想を下回った。
このほか、前期比で交易条件の 改善が示された。

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