スポンサーリンク |
米6月コアCPI、伸び加速=原油高で価格転嫁の兆しか
- 記事詳細
-
−バーナンキ議長、インフレ上昇は一時的と判断=金融報告で−
【2008年7月17日(木)】 − 前日、米労働省が発表した6月のCPI(消費者物価指数)は、原油高を反映して、18年ぶりの大幅上昇となった。
しかし、市場では、それよりもエネルギーや食品以外の住居費や航空運賃などの輸送費、サービス価格の上昇が大きかったことを深刻に受け止めている。
これはエネルギーや食品の価格上昇が他の製品・サービスの価格に転嫁し始めた兆候と見られるからだ。
6月のCPI全体指数(季節調整後)は前月比1.1%上昇と、3年前の超大型ハリケーン「カトリーナ」による被災時の物価急騰以来の大幅上昇となった。
また、1982年以降では2番目に高い高水準となるもので、市場予想の0.7%上昇を大幅に上回っている。

スポンサーリンク |