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投機資金の流入を示唆する中国の外貨準備高の急増
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中国の中央銀行である中国人民銀行は、6月末の外貨準備高が前の年に比べ35.7%増の1兆8088億ドル(約192兆円)になったと発表しました。
中国の外貨準備高は、2006年2月に日本を抜いて世界一の規模となっていますが、いまや2位の日本の2倍近い水準まで拡大しています。
中国の外貨準備高が増える理由として、これまでは貿易黒字の拡大が指摘されていました。
中国人民銀行は、貿易によって得た外貨を中国企業などから買い取る為替介入を継続的に実施しているため、貿易黒字が大きくなればなるほど、外貨準備高も大きくなる図式となっています。

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