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ドル円レートの先行きを考えるポイントとなる日本経済の状況
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7月14日の東京外国為替市場では、ドルの買戻しが進みました。
ドル円は、朝方の105円後半から106円後半まで1円近く上昇したほか、ユーロドルは100ポイント以上も下落しました。
ドルの買戻しが進んだ大きな理由は、米国政府が発表した政府系住宅金融機関(GSE)に対する支援策です。
7月13日、米財務省と連邦準備理事会(FRB)は、経営不安が指摘されている連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の2大GSEに対し、必要に応じ融資及び出資を行うなどの大規模な支援策を発表しました。
これにより、2つのGSEの破綻が回避される可能性が高まり、最近高まっていた米国の金融システム不安も(ひとまずは)落ち着くことが見込まれ、ドルの買戻しが進んだとみられます。

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