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対イラン経済制裁の代償(FINANCIAL TIMES)
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- 膨大な石油・天然ガス資源が眠るイラン。 核開発計画を巡る経済制裁のために、資源開発が一向に進まない。 だが、未曾有の原油高で、制裁を迂回して事業化を図る動きも出てきた。 エネルギー価格が高騰する中、世界中が事態の行方を案じている。将来のエネルギー供給は一体どこに期待できるのか。近未来の答えは、大量の石油に加えて世界第2の天然ガス埋蔵量を誇る国、イランだろう。 イランは理論上、埋蔵資源の減少を補いたい石油メジャーを引き寄せる磁力であるはず。ところが地政学上の問題のために、そうはなっていない。核開発計画の停止を拒むイランは国際社会から排除されているからだ。 世界最大のガス田サウスパルスはイランとカタールが共有しているが、米国主導の対イラン制裁のために、イラン側からの開発はほぼ凍結されている。

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