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ファニーメイとフレディマック、株価急落=資本不足懸念で
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−FRB議長と財務長官、懸念払拭に懸命=元連銀総裁、国有化の可能性を指摘−
【2008年7月11日(金)】 − 金融機関から買い取った住宅ローンの証券化や債務保証を行う、いわば、米国の住宅金融の要となっているファーニーメイ(米連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)に対する信用懸念が急激に広がっている。
そうした中で、ベン・バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長とヘンリー・ポールソン財務長官が10日、下院金融サービス委員会の公聴会に出席、金融市場に関する証言を行うというので市場の注目を集めた。
しかし、それでも10日の両社の株価の下落には歯止めがかからなかった。
ファニーメイとフレディマックの株価は一時、いずれも昨年11月以来8カ月ぶりの大幅な下げとなり、それぞれ前日比8.9%安の13.95ドル、同21.6%安の8.04ドルと2日連続の大幅下落となった。

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