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91年以来の下げ幅を記録した原油のこれからを考える
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NY市場におけるWTI原油8月限は3日に145.29ドルに達し、史上最高値を更新しましたが、その後の8日には一時的に135.50ドルまで下落した後に$136.04で取引を終えました。
8日のWTI原油8の下げ幅は5.33ドルを記録していますが、これは1日の下げ幅としては1991年以来もっとも大きなものとなります。
これほどまでに価格が下落した理由としては、食糧糧や石油の高騰が懸念されているほか、地球温暖化の観点から洞爺湖サミットにおいて主要8カ国(G8)が2050年までの大幅な二酸化炭素排出量の削減を「世界全体の目標として採用を求める」ことで合意したことが脱石油の動きを強めるとの思惑が働いた可能性が考えられます。

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