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NY市場 弱い指標でポンド売り再確認
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2008/03/29(土) 02:35
ポンドはNY時間に入っても軟調な動きが続いている。
イースター明け以 降、ポンド売りが優勢な展開が続いているが、きょう発表になった英経 済指標がポンド売りを決定づけた。
ロンドン時間に発表になったネーショ ンワイド住宅価格が前月比-0.6%と予想(-0.3%)を下回り、英住宅市場 の低迷を裏付ける内容となった。
また、GFK消費者信頼感調査も-19と 予想(-18.0)を下回る内容となり、英景気の先行き不透明感は一層強ま っている。
もともと英金融機関への不透明感は強く、米国の信用不安が英信用不 安も連想させる状況といった中、ポンドはドルとともに売り圧力は強い。
目先のインフレリスクはあるが、現状では景気リスクのほうが高い言わざ るおえない状況。
ポンドドルはNY時間に入って、一時1.98台まで下落する場面も見られた。
また特にポンド売りが激しいのが、対ユーロ、対円といったクロスでの取 引。
きょうユーロポンドは史上最高値を更新している。
クロス取引での強 いポンド下落に、市場では対ドルでもポンドは買いにくいようだ。
GBPUSD 1.9912 GBPJPY 198.17

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