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本物のおもてなしで、国境を越える−下(トップに聞く! 大変革の胸の内)
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- 台湾観光客の受け入れ、そして台湾での旅館オープンをする加賀屋。海外需要の開拓の背景には、バブル崩壊後の景気停滞による国内観光客需要の減少という厳しい現実がある。 しかし、現在の旅館業の苦境は、こうした外部環境の悪化以外にも、それまでの好況期に経営のタガが緩んだ面も影響していると、加賀屋の小田禎彦会長は言う。小田会長も本業から外れた投資をしたことはなかったが、かつて旅館からホテルへの転換を目指して、挫折した経験を持つ。 労働集約型の旅館業が厳しい時代を生き抜くためには、人件費を中心とする収支構造の改善が欠かせない。。加賀屋は設備投資や事業の多角化に取り組む一方、客室係が旅館業の原点である「おもてなしの心」を昇華させていくために、母子寮の運営や大胆な新陳代謝などに取り組む。

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