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【東京市場】 ドル安水準で揉み合い、米雇用統計控え
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3日東京市場は、東京時間21:30発表の米雇用統計や
トリシェECB総裁会見などの大きなイベントを控えて
ドル安水準での揉み合いが続いた。
前日に発表された米ADP雇用統計が予想を大幅に下回る結果だった ことから、非農業部門雇用者数の減少見通しが強まった。
また、原油先物が東京時間の時間外取引でも最高値を更新、 株価が全般に軟調に始まるなど、ドル安材料が続いた。
しかし、値動きは限定的で、ドル円105.80レベルから 次第に106.10−20レベルへと上昇した。
ユーロドルは1.58台後半とドル安水準での揉み合いが続いた。
クロス円は、前半は下げて始まったが、日経平均が下げ幅を 縮小、上海株がプラス圏へと反発したことで、午後には 高値をつける動きとなっていた。
ユーロ円は168.00-168.50、ポンド円は210.80-211.30の レンジだった。
◆原油先物、時間外取引で最高値更新 原油先物は時間外取引で続伸、一時1バレル=144.57ドルと 最高値を更新し、その後も144ドル台での堅調な推移だった。
北海ブレント先物の上昇が先行し、前日比1ドル超上昇。
145ドル台後半へと高値を更新した。
◆豪貿易赤字拡大、豪ドルは反応薄 5月の豪貿易赤字は9.65億豪ドルと予想および前回値 から赤字幅が拡大した。
一方、4月の数字が9.57億豪ドル赤字から12百万豪ドル の黒字へと大幅に上方改定されたことで、豪ドルは 動きにくい状況となった。
豪ドル/ドルは一時0.9605レベルへと売られたが、 その後は0.9620近辺での揉み合いが続いた。
豪ドル円も101.80-102.00レベルでの振幅後、 102円台を回復する動きをみせていた。

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