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第3回 職を辞して覚悟を決めた私と失われた駅(被災地に通い続ける派遣社員兼画家の描いた1年)
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- 「あそこに駅があって、私の家はすぐそこにありました」 カンバスを広げていると、背広を着た紳士が通りかかり、そう声をかけていった。被災地の絵を描いている人を見るのは初めてだと言う。 私自身、以前働いていた会社を6月11日付で退職し、被災地の絵を描き続ける活動に本格的に取り組む覚悟を決めた。その直後にこの地を訪れた。 それでも、砂ぼこりがたつ更地に伸びる曲がったレールを見ても、まだ何が起きたのかは理解できなかった。 「消/吉里吉里」(岩手県上閉伊郡大槌町) 今回の震災で沿岸の道路や鉄道は破壊され、多くの集落が陸の孤島となった。 仙台への旅行中に被災した友人は、その惨状を見て東京までの帰路を自転車で帰ろうと思ったという。
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