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中国・全人代を読み解く10のキーナンバー(ニュースを斬る)
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- 中国の全国人民代表大会(全人代)が5日、北京で開幕した。温家宝首相が読み上げる政府活動報告(中国語では「政府工作報告」と記され、施政方針演説に相当する)は初日のハイライトだ。多くの数値目標が挙げられているが、中国国内での各種報道を参考に、10のキーナンバーを解説する。すると、中国経済がどこに向かうのか、読み解ける。 「積極」から「抑制」へ (1) 7.5% 成長率 中国政府は2005年に実質GDP(国内総生産)成長率の目標をそれまでの7%から8%に引き上げた。その後8%に据え置いてきたが、8年ぶりに数値を下げた。 これは何を意味するのか。穏当に考えれば「農村からの人口移動がピークを過ぎつつあり、無理に高成長を維持する妥当性がなくなった」(岡三証券の塩川克史・上海駐在員事務所首席代表)ということだろう。

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