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JAL再建とブラジル(細田孝宏のニューヨーク街談巷説)
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- 2月15日、日本航空(JAL)は2012〜16年度の中期経営計画を発表した。この日に発足した新経営陣の下、新鋭機である米ボーイング787の投入を拡大するほか、4月に就航する成田〜ボストン線に続く新路線、成田〜サンディエゴ線、成田〜ヘルシンキ線を開設する。 長年の経営不振から2010年1月に法的整理に追い込まれた同社は、経営再建の過程で多数の路線から撤退した。ここへきて攻めの姿勢を見せているのは喜ばしい話だろう。その一方で、頭に浮かんだことがある。ブラジルの日系人たちの願いだ。 日本の航空会社の路線で唯一、ブラジルと結ばれていたJALの成田〜サンパウロ線は2010年9月、32年の歴史に終止符を打った。

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