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カリスマはなにを思う(記者の眼)
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- 以前、このコラムで「孫正義の透視眼」という記事を書いた。取材者として孫正義ソフトバンク社長に接しながら、孫氏の視線が自分を通り越して読者に向かっていることに記者としての無力感を吐露したのだが、読者の方々から「メデイアの記者としてプロではない」と厳しいお叱りを受けた。今回も恥のかきついでで、メディアと取材対象の距離の話からはじめたい。 先日、社長交代を発表したパナソニックのことだ。といっても退任する大坪文雄社長や、新社長に昇格する津賀一宏専務のことではない。今回の人事で代表権を持たない相談役に退くことになった中村邦夫会長である。 中村氏といえば2000年の社長就任以降、「破壊と創造」のキャッチフレーズを掲げ、同社の構造問題だった縦割りの事業部門制を廃止したり、大番頭が幅をきかせていた上場子会社を吸収したりして改革を進め、経営再建、いわゆる「V字回復」を主導した。
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