スポンサーリンク |
AIJ、オリンパス、セラーテム問題で表舞台に立ったSESC(震えるマーケット)
- 記事詳細
- オリンパスの損失隠しのほか、AIJ投資顧問による年金資産の消失発覚、ソフト開発会社セラーテムテクノロジーを舞台とした裏口上場などの経済事件が相次いでいる。それとともに急速に存在感を強めているのが、証券取引等監視委員会(SESC)だ。 「SESCが急に動き始めたのは、何か事情があるのだろうか」。 このこところ証券会社にはこんな問い合わせが相次いでいる。これまでSESCは個人投資家などのインサイダー取引など、小ぶりな案件をちまちまと取り締まるばかりで、企業や金融機関などの大掛かりな案件をこなすことは少なく、「抜かれることのない伝家の宝刀」と揶揄されてきた。これが一気に動き出したため、市場参加者は驚いた。

スポンサーリンク |