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原油の供給不安:イラン問題は一因にすぎない(The Economist)
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- ホラー映画では、やけに静かな場面が続いた後には必ず、身の毛もよだつような出来事が起きる。原油価格が最近まで安定していたのも、もしかすると良くない展開の前ぶれかもしれない。北海ブレント原油の価格は8カ月間にわたって1バレル=110ドル前後で安定していたが、この数週間は上昇している。2月20日には2011年5月以来初めて120ドルを突破した。北海ブレント原油価格の200日移動平均線は2008年を上回った(図参照)。 原油価格が上昇した原因は、一見したところ、長年の脅威であるイランにある。イランの核兵器開発を阻止しようと、米国は2011年12月、イランに対する追加制裁を発表した。

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