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若き女性富豪に対する死刑判決に揺れる中国世論(世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
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- 2012年1月18日の午後、浙江省の省都・杭州市にある“浙江省高級人民法院(高等裁判所)”で30歳の女性“呉英”による“集資詐騙(出資詐欺)”事件に対する二審判決が言い渡された。2009年12月18日に“金華市中級人民法院(地方裁判所)”で下された一審判決、「出資詐欺罪により死刑、政治的権利の終身剥奪、個人財産の全てを没収」を不服として呉英が上告した上級審の判決であり、二審制を取る中国では彼女の運命を決める最後の判決であった。 被告人席で起立する呉英に対して裁判長は次のような二審判決を言い渡した: 2005年5月から2007年2月までの期間に、被告人の呉英は民間の出資を募る形式で7.7億元(約100億円)の資金を集めたが、その後4億元(約50億円)近い金額を返済不能に至らしめた。

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