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危ういタンゴを踊る習近平時代の米中関係(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
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- 中国の次期首脳となる予定の習近平・国家副主席がバレンタインデーの2月14日に訪米し、オバマ米大統領とデートした、もとい会談した。 ちょうどニクソン大統領訪中(1972年2月21〜28日)から40周年。思えば米中の関係というのは上海コミュニケ発表で米中が冷戦の敵対関係を終了して以来、緊密になったり緊張したりはしたものの疎遠になったことはない。米中は、双方ともプライドが高く相手を批判したり牽制したりすることもあるが、経済関係の相互依存は深まる一方。GDP世界1位と2位の国であり、しかも中国は米国債の1割近くを保有する国である。米中が国際社会に最も影響を与える2国関係と言っていいだろう。 今回の習氏の訪米は、何か特別な外交成果を期待して、というよりは象徴的な意味の方が大きいとしても、中国の習政権がどういった米中関係を求めていくのかは、その二大国のはざまのポジションにいる日本としては考えないわけにはいかない。

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