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共産党の政権交代を前に苛烈極める政治暗闘(中国新聞趣聞〜チャイナ・ゴシップス)
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- 2月に入ってから重慶市の公安局長だった王立軍氏失脚の報道が続々と出できた。 まるでアニメか何かに出てくる架空の王国の軍隊のような名前だが、今、王氏が直面する状況はアニメマンガより劇的かもしれない。ネットには、王氏が暗殺を恐れて老婆に扮し成都の米総領事館に逃げ込んだ、といった映画さながらの噂も流れている。王氏が総領事館に来たことは、総領事館が確認しているので事実だ。どうやら、今年秋の政権交代を前に、政治の暗闘は苛烈を極めているようである。 公安畑一筋の「東北の虎」 王氏は、薄煕来・重慶市共産党委員会書記の懐刀として、「打黒」(マフィア・汚職撲滅運動)で剛腕をふるった人物だ。薄煕来氏については、このコラムでも以前取り上げたので参照していただきたい。

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