スポンサーリンク |
米国も「1票の格差」是正(細田孝宏のニューヨーク街談巷説)
- 記事詳細
- 日本の政界で、いわゆる「1票の格差」問題を解消するための議員定数是正について議論が続いている。この問題は今に始まった話ではない。議員にとっては自らの地位、政党にとっては党勢に関わるため、結論を出すまでに時間がかかるのが常だ。特に今回は、消費税増税を打ち出した野田政権が「政治家も自ら身を切っている」姿勢を示そうと議員定数の削減を併せて提案しているため、余計に議論が複雑になっているようだ。 バラク・オバマ大統領の対抗馬を決める野党共和党の予備選で盛り上がりを見せる米国も、今年は日本と同じように「1票の格差」を是正する年に当たる。435人の議員で構成する下院は、10年に1度実施する国勢調査の結果に応じて各州への議員数の配分を見直すことになっているからだ。

スポンサーリンク |