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中国で「美術品収集」が過熱(時事深層)
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- 中国人投資家の目がアートに向けられている。オークションでは10億円単位の破格の取引も出始めた。かつて、アートバブルに沸いた日本の二の舞いになるのか。 中国人による美術品売買の勢いが止まらない。オークション大手のクリスティーズによれば、2011年の香港における落札総額は過去最高となる704億円。前年比25%の増加となった。同様に、サザビーズでも香港での落札総額はうなぎ登りで、昨年は過去最高を記録した。落札者の大部分は中国人の収集家や投資家だ。 2011年は記録ずくめの年だった。5月に行われた北京のオークションでの一幕。収集家が狙ったのは近現代中国絵画の巨匠・斉白石(せいはくせき)(1864年〜1957年)の大作だ。

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