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35年前の「経営事始め」(宮田秀明の「経営の設計学」)
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- 「光陰矢の如し」とは本当によく言ったものだ。29歳の時に東大に転職してから、もうすぐ丸35年が経過する。この3月に定年退職する。 35年前には経営という言葉に実感はなかった。使ったこともほとんどなかった。だが、東大に助手として転職した時が私の「経営事始め」だった。 工学関係の研究室は言ってみれば中小企業のようなものだ。教職員の身分待遇は保証されているので、この点は民間企業と大きく異なる。だが、それ以外の点では、民間企業に近い経営力が問われる。 研究には資金がいる。新しい研究に挑戦するほど、大学院生の数が増えるほど、必要な資金は大きくなる。おまけに私の転職先の研究室は、戦前に日本海軍から寄贈された1200平方メートルの大型実験設備を管理運営しなければならなかった。
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