スポンサーリンク |
金正恩の権力世襲、5年前の知られざる内幕(ニュースを斬る)
- 記事詳細
- 北朝鮮の金正日総書記が急死し、三男の金正恩氏が権力を世襲した。同氏が表舞台に公式に登場してから2年あまり。その“修業期間”の短さから、金正日時代の安定した政情を引き継げるのか、予断を許さない状況が続いている。 2年前に突如として登場した金正恩氏。この3世代世襲について、北朝鮮政権の核心に近い消息筋はこのほど、「後継論議は5年前に始まっていた」と後継決定までの金王朝内部の動きを明らかにした。 金総書記が脳卒中で倒れたのは2008年8月のこと。実は、その前年の2007年夏にも、金総書記の体調悪化を伝える情報が北京の情報筋の間で飛び交った。私が北朝鮮担当として北京に駐在していた当時のメモをめくると、「受け答えが鈍くなった」とか「疲れやすい」など、外交関係者や情報機関関係者の証言が走り書きされている。

スポンサーリンク |