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ドイツとユーロの「めでたい」とは言い難い新年(The Economist)
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- フランスのサルコジ大統領とイタリアのモンティ首相、ドイツのメルケル首相とサルコジ大統領、モンティ首相とメルケル首相。年明け早々、ユーロ圏3大国の首脳が、単一通貨ユーロをめぐって矢継ぎ早に会談を開いた。イタリアとフランスにおける経済基盤の悪化と、なお脆弱な地中海沿岸諸国のために、ユーロは存続の危機に立たされている。加えて、メルケル首相の頑なな姿勢も、ユーロをここまで深刻な状況に追い込んだ一因と言える。 3首脳はすべての危機を回避したわけではないことは認めながらも、事態の進展を促したと胸を張っている。メルケル首相は1月9日のサルコジ大統領との会談を終えて、「中期的な基礎を築いたが、まだ市場の信頼を取り戻してはいない」と語った。

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