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“メルコジ”破局でユーロ危機に拍車も(時事深層)
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- “メルコジ”と呼ばれた、ユーロ防衛策におけるドイツとフランスの共同歩調が、終焉を迎えるかもしれない。今春、フランスで開かれる大統領選挙で、与党・国民運動連合を率いる現職のニコラ・サルコジ氏の苦戦が、ほぼ確実な状況になっているからだ。 仏大統領選は4月22日の第1回投票を経て、勝ち残った2人の決選投票が5月6日に行われる。12月9〜10日の世論調査(LH2とヤフーの共同調査)によれば、サルコジ大統領の支持率は26%と低迷し、トップを走るフランソワ・オランド氏の31.5%に水をあけられている。 オランド氏は、最大野党である社会党の前第1書記だ。サルコジ大統領は12月9日の欧州連合(EU)首脳会議で、英国を除く26カ国とともに財政規律を強化する新条約を作ることで合意した。

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