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2012年、金利低下で生損保に逆ざやリスク迫る(震えるマーケット)
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- 年末年始の休暇シーズンが到来し、このところ世界の株式・債券相場の動揺が一服している。欧州中央銀行(ECB)が12月21日、初の銀行向け3年物資金供給オペを実施。これがひとまず市場の不安心理を和らげた。 ECBのオペに対して、市場予想を大きく上回る資金需要が集まり、過去最高となる4891億9000万ユーロ(約50兆円)を供給した。ユーロ域内の銀行は厳しい資金繰り環境は来年も続くと見られているが、この日の欧米の株式市場は「資金面で不安を抱える金融機関は、まだこれほど多くあるのか」と驚く一方、「ECBがクリスマスプレゼントをくれた」として底堅く推移。欧州で新たな信用収縮が発生するとの懸念は、オペの結果を受けてひとまず後退した格好だ。

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