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外国人看護師・介護福祉士候補者の現状から移民受け入れを考える(日本に暮らすムスリムの日常)
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- 今回は、経済連携協定(EPA)に基づいて来日したインドネシア人看護師・介護福祉士候補者にまつわる問題を取り上げ、2つのポイントについて見る。第1は宗教的な問題。第2は受け入れ施設側の態勢や、国家試験にまつわる問題だ。その上で、移民政策の観点から浮き上がる問題について考察する。 宗教的ニーズへの配慮は十分 まず、受入施設内でお祈りができるかなど、宗教的ニーズへの配慮について見てみよう。 EPAに基づいて2008年から来日している看護師・介護福祉士候補者のうち、インドネシアから来た人々の多くはムスリムだ。大半の受入施設が彼らの宗教的ニーズに対して一定の配慮をしている。 東京都八王子市にある永生病院は、2008年から毎年、外国人看護師・介護福祉士候補者を受け入れてきた。

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