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発行日時: 2008-6-28 6:46

【NY市場】リスク回避の動き続く

記事詳細
 27日のNY市場はリスク回避の動きが続いた。
原油高 株安の動きが続き、為替市場でもドル売り・円買いの 動きが強まった。
原油は一時142ドル台に急伸、最高値 を更新し、その動きを見て、株式市場でもダウ平均は 一時150ドル超下落、きょうも金融株が下げを先導して いた。
アナリストからの評価損の増加見通しが相次い でいる。
ムーディーズはモルガン・スタンレーを格付下げ 方向で見直すと発表している。
 止まらない原油高騰と金融機関の信用不安で不透明 感が強まっている。
ドル円、クロス円は軟調な動きを示し、 ユーロドル、ポンドドルは上昇する動きとなった。
 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙はコラムで、 バーナンキ議長を「裸の王様」の童話を引用し、6月初旬 にインフレ期待抑制とドル安けん制発言をしたが、市場 は議長のインフレ抑制発言はポーズにすぎないと見抜き、 米国株に売りを浴びせたとの見方を示した。
FOMCで金融 引き締めを鮮明に明示せず、消極的な姿勢に転じたこと で、株価が急落、原油と金は高騰したと論じている。
◆ドル円一時105円台へ下落 更に下値模索の可能性も  原油高・株安の動きの中、ドル円は売りが優勢となった。
前半は106円台を維持していたものの、午後になって 原油が一時143ドル直前まで急伸、過去最高値を更新 すると、売りが強まり、一時105円台に下落している。
 きょうの下落で21日移動平均線を完全にブレイクしてき た。
21日線を完全に下抜けると、ボーリンジャーバンド (21日・2標準偏差)の下限(本日104.40)まで接近すること も多く、原油や金融株の動向次第では104円台まで下落 する可能性も。
◆ユーロドル1.57台後半へ上昇 来週はECB理事会  米景気の先行きに不透明感が高まってきている中、 ユーロドルは、きょうも買いが優勢となった。
前半はリスク 回避の動きから、ユーロ円が軟調に推移し、ユーロドルも 伸び悩んでいたが、後半になって、ユーロ円がリバウンド すると、ユーロドルも買いが強まり、きょうの高値圏で終え ている。
 来週はECB理事会が予定されており、市場では0.25% の利上げが確実視されている。
トリシェ総裁を始め、ECB 理事も、この観測を否定していない。
予想通り、利上げし たとしても、このこと自体は織り込み済みということになろ う。
注目はトリシェ総裁の理事会後の会見だが、ECB理事 は連続利下げには否定的な見解を示しており、ここ数日 のリスクを意識した動きから、インフレ警戒は示すものの、 景気認識等については、思った以上にハト派になる可能性 も見て置きたいところではある。
◆原油上昇もカナダ軟調 ファンドのカナダロング解消の動きも  原油は上昇しているものの、きょうもカナダは売りが優勢 となった。
対ドルでも下落しており、ドルカナダは朝方の 1.0050近辺から1.01台を回復している。
 米経済の不透明感が強まっており、リスク回避の動きが 強まっているが、カナダ経済は米経済の依存度が他の国 以上に強く影響が心配される。
特に原油高騰による米自 動車産業への影響がクローズアップされており、米自動車 産業の基地でもある、カナダ製造業への影響が懸念される。
 この様な状況から、日本や米国のファンドマネジャー が海外資産をポジションから外す動きが強まるのではと の指摘も聞かれている。
実際、カナダ円も売りが強まり、 104円台まで下落、カナダの圧迫要因となった。

リンクURL:http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=1cced64e9339dabb689b3735d98051b5 【NY市場】リスク回避の動き続くへの外部リンク
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