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不動産「バブルとバスト」は繰り返す(肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース)
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- 中国の不動産バブルは崩壊しているのか。預金準備率の引き下げなどを受けて、今後、不動産市況は反転するのか。 エコノミストでありながら、正直に言えば、この話題にはあまり興味がない。なぜなら、中国で不動産市場が誕生した1980年代以降の歴史を振り返れば、結論は分かりきっているからだ。価格が上がりすぎたら、徹底的に引き締める。下がりすぎたら、徹底的に緩和する。いわゆるバブルとバストの繰り返しだ。 微調整、あるいはソフトランディングはないのかと聞かれたら、「ない」と答えるしかない。いい加減な答に聞こえるかもしれないが、これが現実だ。また、中国の歴代の総理を悩ませ続けている難題でもある。

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