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米5月中古住宅市場、底打ちの兆し見えず=3カ月ぶり増加でも
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【2008年6月27日(金)】 − 前日、NAR(全米不動産業協会)が発表した5月の中古住宅販売件数(季節調整値)は、前月比で3カ月ぶりの増加となった。
しかし、住宅価格は依然、前年水準を大幅に下回っており、住宅市場の供給過剰を示す売れ残り住宅在庫件数も依然、高水準のままだ。
また、25日に発表された5月の新築住宅販売件数も前月比2.5%減と再び減少に転じ、この半年間のうち、5カ月も減少を示すなど、住宅市場の悪化に歯止めがかかる兆しは見られていない。

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