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悪い円安、悪い金利高の幕開けか(震えるマーケット)
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- イタリアの10年物国債の利回りが7%の危険水域に達し、ドイツ国債の入札で応札額が入札額を下回る事態に発展した。信用不安の火の手は本丸にまで広がり、なす術がないようにさえみえる。日本人にとって、これは果たして対岸の火事でしかないのか。この数日の間に外国為替市場や日本の国際市場で起きていることをみると、そうではないとの見方がじわじわと広がり始めている。 11月28日、日本の国債市場で10年物長期国債の利回りが1%を超える水準に上昇(価格は下落)し、終値では1.065%となった。わずか1週間で0.1ポイントも上昇した。欧州での金利上昇ピッチに比べれば大したことがないように見えるが、債券の世界で0.1ポイントと言えばかなり大きい。

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