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変革期の中国ビジネスに、日本企業はどう向き合う(どうなる2012年の中国・アジア)
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- 日経ビジネスは11月15日、「アジア会議2012」を東京都内で開催した。今回のテーマは、ともに10億人以上の国民を有する2大市場である、中国とインド。中国セッションでは、同国でビジネスの最前線に立つ企業人や有識者を招き、ビジネス成功の要諦を語ってもらった。 「ライバルに先駆けて中国に進出し、大ヒット商品を出した。だが、それゆえ『コーセー=大衆向け』とのイメージが定着し、払拭に苦労した」。 コーセー執行役員の小林正典・国際事業部長は進出当初を振り返る。 1988年に中国で合弁会社を設立。その後発売した化粧品が年間1000万個を超える大ヒットとなった。当時の中国人の給与水準を考えると決して安い価格ではなかったが、「ヒットしたことでコーセーブランドを中国製品と誤解する消費者が増えた」(小林氏)。

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