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受難続く日本食材(坂田亮太郎のチャイナ★スナップ)
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- 10月末に大連(ダァリェン)市(遼寧省)で開催された中日貿易投資展示会。自社製品を中国で売り込もうと、日本から中小企業が多数やってきてブースを並べた。注目したのは日本の食品に対する中国人バイヤーの反応だった。お菓子や果物そして調味料など、各企業のこだわり商品に対する反応は悪くなかった。だが、具体的な商談はなかなか進まない。 原因は東日本大震災だ。あれから8カ月が経ったが、日本からの食品に対する警戒感は依然として強い。加えて、中国政府は放射能汚染の恐れのある食品が入り込むのを抑えようと、他国と同様、震災直後から輸入禁止措置に踏み切ったが、以来、日本からの食品輸入は今も止まったままなのだ。

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