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「史上最大の作戦」水泡に帰すか(震えるマーケット)
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- 「史上最大の作戦」が水泡に帰そうとしている。7兆〜8兆円が投じられ、過去最大規模とされる10月31日の為替介入が早くも神通力を失い始めている。 1ドル=75円32銭。ドル・円相場が戦後最高値をつけたのは、10月31日未明のことだった。日銀はその日のうちに為替介入に動き、ドル・円相場は79円台半ばまで一気に4円余りも押し戻された。しかしそれから半月ほどで、円は再び77円近辺まで押し戻されている。なぜ円は高値で安定し、為替介入は効果が小さいのか。 まず日米欧の経済のファンダメンタルズや金融調節姿勢の違いが挙げられる。双日総合研究所の吉崎達彦取締役副所長は「日本は東日本大震災からの復興をにらんで3次補正予算まで組む大盤振る舞いで、今年より来年の方が景気が良くなるのは日本だけだろう。

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