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“生産再開 タイ経済の希望に”
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- 日本自動車工業会の志賀俊之会長は、15日の記者会見で、タイの洪水被害の影響で車の生産を停止していた現地の工場の一部が14日に操業を再開したことについて、「依然として洪水被害に遭っているなかで、部品メーカーにタイ以外の地域で代替生産を行うなど大きな協力をもらったことに大変感謝している。現地の従業員の間では雇用への不安がみられたが、車の生産再開によってタイ経済の将来に希望を持つきっかけになることを祈っている」と述べました。そのうえで、志賀会長は「タイは日本メーカーが全体の95%のシェアを占める非常に重要な自動車市場であるだけでなく、輸出の基地にもなっており、部品メーカーの集積もある。このため、日本の自動車産業にとってのタイの重要性は洪水被害によって変わるものではなく、被災したメーカーも戦略は変えないと理解している」と述べました。
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